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便秘を放っておくと

 私たちの身体は、食べた物を消化・吸収分解し、必要な物は栄養素として、不要な物は便として対外に排出する仕組みになっています。

しかし、便秘の状態が長く続くと、腐敗菌が増加して腸内バランスが崩れたり、本来排出されるべきである老廃物や腐敗物などの有害物質やコレステロール、中性脂肪、糖分などが血液の中に吸収され、血液を汚してしまいます。

その結果、肌荒れや吹き出物、体臭や口臭などの原因となり、さらには高脂血症や糖尿病などの病気の原因になると言われています。

また、肝臓で老廃物や腐敗物の処理をするため、肝臓に負担がかかり機能が低下し、疲れやすくなります。

このように『便秘は病気ではない』と放っておくと血液を汚し、結果的にはさまざまな病気を引き起こす原因になってしまうのです。

便秘の原因

便秘の原因は様々ありますが、おもに大きく5つにわけることができます。       


1.かたよった食事や水分不足による便秘

 ダイエットによる小食や肉食、お菓子で済ませる偏食、水分不足による便秘があります。


2.トイレの我慢による便秘

 トイレに行きたい時に我慢すると、直腸から脳への刺激が弱くなり便意が消えてしまいま

 す。

 その結果、腸に便が長く留まり、水分が抜け硬くなり便秘になります。


3.運動不足による筋力の低下

 運動不足のため腹筋が弱まり、腸の働きが弱くなる為に起こる便秘があります。


4.ストレスによる便秘

 ストレスにより自律神経のバランスが崩れると便秘になりやすくなります。


5.女性ホルモンによる便秘

 女性は、生理前になると黄体ホルモンが多く分泌されて、腸の働きが抑制され便秘になり

 やすくなります。

 又、妊娠中も黄体ホルモンの分泌が活発になるため便秘になりやすいです。

便秘の改善

便秘の改善には日常生活が大切です。毎日無理なくできることから始めましよう。

◎水分補給をこまめに

 ・便の約70%は水分ですから、水分補給が大切です。

  また、朝起きたらすぐ水を飲むと、腸が働き効果的です。

◎トイレの我慢をしない

 ・トイレの我慢はしない習慣をつけましょう。

 ・便意がなくても毎日同じ時間にトイレに行くようにしましょう。

◎軽い運動やお腹のマッサージ

 ・ウォーキングなどの軽い運動を心がけましょう。

 ・トイレに行った時や入浴時にお腹を時計まわりにマッサージしましょう。

◎食物繊維や発酵食品を多く摂る

 ・食物繊維(ゴボウ等の根菜類、大豆等の豆類、海藻類等)の多い食品は便の量を増やし

て便秘の改善につながります。積極的に摂るようにしましょう。

 ・発酵食品(納豆、漬物、味噌、ヨーグルト等)は、腸内環境を整える食品です。毎日摂る

ようにしましょう。